
人的資本開示コンサルティング
150+
人的資本開示高度化支援
3名
ISO30414リードコンサルタント
100+
ISO30414導入支援
人的資本開示とは?
近年、投資家、求職者、従業員、取引先をはじめとするステークホルダーは「企業が人材にどのように投資し、成長に結びつけているか」に強く注目しています。
人的資本開示とは、従業員の採用・育成・定着・エンゲージメントなどのデータを、財務情報とあわせて開示し、企業価値との関連を示す取り組みです。
2023年より有価証券報告書での開示も義務化され、形式的な対応ではなく「経営戦略と人材戦略をつなげる開示」が求められています。

このようなお悩みはありませんか?
多くの企業が人的資本開示の重要性を理解しつつも様々な課題に直面しています。
コトラ人的資本コンサルティングでは、以下のようなお客様の共通課題に対応したサービスを提供しています。
施策は豊富に開示しているが、事業戦略との関連が弱く、
取り組みが羅列的に見えてしまう。
数値は出せても、投資と成果の因果関係を示せず、
投資家への説明力が不足している。
有報・統合報告書・人的資本レポートで表現がばらつき、
一貫したストーリーになっていない。
競合他社と比べて自社の開示は形式的に映り、
評価で見劣りする不安がある。
これらのお悩みは、多くの企業様に共通して見られる課題です。
コトラの専門コンサルタントがお客様の状況に合わせた最適な解決策をご提案します。
コトラの強み
コトラが人的資本開示コンサルティングにおいて選ばれ続ける3つの理由をご紹介します。
業界をリードする専門性と実績が、お客様の課題解決を確実にします。

深い専門性
人材版伊藤レポートや人的資本可視化指針、ISO30414を始めとするガイドラインやフレームワーク等への深い専門性を持つ専門コンサルタントが支援

豊富な実績
豊富な支援実績によって獲得した具体的なノウハウを保有
- 150以上の有報、統合報告書、人的資本レポートにおける製作支援実績
- 100以上のISO30414支援実績
- 業界横断的な事例データベース

独自データベース・情報発信
独自に収集した事例データによる業界・他社比較分析
- 業界別ベンチマーク
- 開示事例の網羅的収集
- トレンド分析
「コトラの支援により、単なる数値の羅列ではなく、当社の経営戦略に沿った説得力のある人的資本開示が実現しました。投資家や求職者からの評価も高く、IR活動における重要な差別化要素となっています。」
– 大手製造業 人事担当執行役員

コトラの支援プロセス
現状分析からストーリー構築、成果物の作成まで、体系的な4ステップでサポートします。
各段階で専門コンサルタントが伴走し、スムーズな開示を実現します。
STEP 1: 現状分析・課題抽出(約1ヶ月)
経営戦略や既存の開示資料のレビュー、競合他社分析を行い、貴社固有の課題を特定します。
データの収集状況や開示ギャップを明確にし、実現可能な目標設定を行います。
STEP 2: 戦略設計・ストーリー構築(約1.5ヶ月)
経営戦略と連携した人的資本のストーリーを構築し、開示方針を策定します。
貴社の強みを活かした差別化ポイントを特定し、投資家や求職者に響く開示内容を設計します。
STEP 3: データ算出・開示コンテンツ作成(約2ヶ月)
ISTEP2で設定した指標データの算出や、コンテンツ(テキスト・図表)の作成、ドキュメント整備を専門チームが実行します。データの収集からビジュアル化まで一貫してサポートします。
STEP 4: 開示・運用(約1.5ヶ月〜継続)
開示後のフィードバックに基づいた継続的な改善・運用体制を構築します。
長期的な人的資本戦略の実現をサポートします。
標準的な支援期間は合計約4~6ヶ月ですが、お客様の状況や目標に応じてカスタマイズが可能です。
スコープを限定する場合は最短1ヶ月でプロジェクトも実績があります。
人的資本開示高度化のメリット
開示媒体やステークホルダーに適した人的資本開示を実践することで、企業には多面的なメリットがもたらされます。
コトラのサポートにより、これらのメリットを最大化し、人的資本開示を競争優位性に変えることが可能です。
投資家からの評価向上
財務情報と人材戦略の関連性を明確に示すことで、短期的なコストではなく“将来の収益源”として人材投資を説明できます。
投資家やアナリストからの評価が高まり、資本市場での信頼性向上につながります。
従業員エンゲージメント向上
人的資本開示を通じて「自社がどんな人材を大切にし、どう成長させようとしているのか」を社内外に示すことで、従業員は自身のキャリアと会社の方向性を重ね合わせやすくなります。結果として定着率・採用力の強化、組織全体の一体感向上を実現します。
経営資源配分の合理化
人的資本のKPIを可視化することで、人材投資の優先順位が明確になります。どの施策が成果につながっているかを経営陣が把握でき、限られた経営資源を戦略的に配分できるようになります。
競争優位性の確立
同業他社がまだ形式的な対応にとどまるなか、戦略に紐づいた高度な開示を行うことで「人的資本に本気で取り組む企業」というブランドを確立。
採用市場や顧客・パートナー企業からの信頼を獲得し、企業価値の持続的成長に寄与します。
「形式的な対応に留まっていた開示が、事業戦略とリンクした“語れる開示”に変わりました。投資家説明会でも高い評価をいただき、経営陣からの信頼も厚くなりました。」
– 大手金融業 人事企画部長
事例紹介
コトラの支援により、様々な業界のクライアントが人的資本開示の先進企業としての地位を確立しています。
具体的な成功事例をご紹介します。
大手建設業(プライム/1,000名以上)
有価証券報告書における人的資本開示
課題:
開示は行っていたものの、建設業特有の人材課題(熟練技能者の高齢化・人材確保競争の激化)が数値やストーリーに反映されていなかったため、投資家にとって説得力が弱かった。
支援内容:
・有価証券報告書の人的資本項目を全面的に見直し
・「安全・品質・生産性」を軸に人材戦略を再定義
・技能承継・デジタル人材育成に関するKPIを設計
・投資家向け説明に活用できる「人的資本ストーリー」を作成
成果:
開示が事業戦略と直結した形で刷新され、投資家説明会での評価が改善。社内でも人的資本の課題が可視化され、若手採用や育成施策の強化が進んだ。
大手金融業(プライム/500名以上)
統合報告書における人的資本開示
課題:
グループ全体で人材データが分散しており、統合報告書における人的資本関連の開示が断片的。DX推進や多様性への投資の成果を十分に示せていなかった。
支援内容:
・グループ全体の人材データ収集フローを統一
・「顧客価値創造とDX人材戦略」「多様性とガバナンス強化」を柱とした人的資本ストーリーを設計
・ISO 30414に準拠したKPI設計と、財務指標とのひも付けを実施
・統合報告書における人的資本セクションを全面刷新
成果:
人的資本投資と財務成果(収益力・リスク耐性)の関連を明確に示せるようになり、投資家・格付機関からの評価が上昇。社内においても、人的資本戦略が経営戦略の重要テーマとして位置づけられた。
両社とも、投資家や求職者、従業員からの評価向上と従業員エンゲージメント向上という二つの大きな効果を実感されています。特に若手人材の採用における競争力が大幅に向上したことが共通の成果として挙げられています。

わたしたちが支援します!
有価証券報告書から統合報告書、決算説明資料、人的資本レポートまで、専門知識と豊富な経験を持つコトラのコンサルタントが、貴社を強力にサポートします。

杉江幸一郎
ディレクター
東京大学経済学部経営学科卒。大手メーカー、通信事業者、IT企業など上場事業会社にて経営戦略、事業企画、新規事業立ち上げ等の責任者を歴任。上場企業の取締役、CISOおよびISO事務局を担当。コトラでは、人的資本経営のコンサルティングに従事。ISO30414リードコンサルタント。ESG情報開示研究会、人的資本経営コンソーシアム、地方創生SDGs官民連携プラットフォーム会員。

鹿島 五郎
エグゼクティブコンサルタント
早稲田大学商学部卒。メーカーでの営業を経て、コンサルファームに入社。組織人事領域におけるコンサルタントとして、人材開発育成・評価関連のプロジェクトに多数参画。コトラでは、研修企画を始めとした人事コンサルティング領域の新たなソリューション開発に従事。

蘇木亮太
コンサルタント
同志社大学法学部卒。大手教育系企業での勤務経験を経て、金融系スタートアップに入社。制度運用やエンゲージメント向上施策、DE&I推進、研修開発等を担当。コトラでは、有価証券報告書・統合報告書における人的資本開示、ISO30414、人材ポートフォリオ作成支援等に従事。ISO30414リードコンサルタント/日本ディープラーニング協会G検定保有者。

大西裕也
コンサルタント
神戸大学大学院経済学研究科卒。教育経済学を専攻。 コトラでは、ISO30414認証取得支援及び人的資本開示動向のリサーチ、人事データ分析・レポート作成等に従事。 DX推進パスポート(G検定、データサイエンティスト検定、ITパスポート)、一種外務員資格取得者。
よくある質問
コトラの支援を検討されるお客様からよくいただくご質問とその回答をまとめました。
ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
他社との違いはどこにありますか?
単なるレポート作成や数値の取りまとめにとどまらず、「事業戦略―人材戦略―開示」を一気通貫で結び付ける点が大きな特徴です。
また、ISO 30414の知見と多数の実績に基づくベンチマークを提供します。
部分的な支援も依頼できますか?
可能です。例えば「有価証券報告書の人的資本欄だけ改善したい」「KPI設計だけ外部の知見を借りたい」など、課題に応じて柔軟にカスタマイズできます。
どの部署が主に関わるべきでしょうか?
人事部門が中心となりますが、経営企画・IR部門・経理部門との連携も欠かせません。
経営トップを巻き込み、全社的に推進する体制を整えることを推奨しています。
費用はどのくらいかかりますか?
支援内容や規模によって変動します。参考として、初期診断・KPI設計のみであれば数十万円〜、統合報告書・有報の全面的な刷新や仕組み構築まで含む場合は数百万円〜となるケースが一般的です。詳細は貴社の状況に応じてお見積りします。
人的資本開示 関連コラム:もっと詳しく知る
コトラ人的資本コンサルティングでは、人的資本開示に関する深い知見を提供する専門コラムを多数公開しています。
貴社の課題解決や戦略策定に直結する、実践的な情報が満載です。
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- 投資家は「有価証券報告書」の何を見るか? 評価される人的資本開示のポイント
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